今週のお題「上半期ふりかえり」
タイトルの3つはいずれも今年始めたもので、始めた順番に並んでいる。
タイトルの通り、これらがうまく噛み合うことで学習のサイクルがぶん回っている感じがする。
するとちょうど「上半期をふりかえろう」というテーマ記事イベントをやっているようだったので、ふりかえりも兼ねて「ぶん回っている」を言語化しておく。
副業
今年の大きなテーマとして「技術をお金に変える」があった。これは年初の目標の一番最初に書いていたことだ。
副業は本当に始めてよかった。そもそも始められたのもよかったし、そうそうに年初の目標を達成できたのもよかった。
勤務先も僕がやりたいことを最大限尊重した上で仕事を振ってくださるので、環境に恵まれた以外の何者でもない。本当に感謝。
本業だけをやっていた時に比べて、1.2倍ほどは経験値や知識獲得の機会が増えているため、必然的に学びは増える。
それだけでなく、自分が興味を持っているタスクを振ってくださるため、学びへのモチベーションも高い。
そんな環境なおかげでアウトプットしながらインプットもできるという非常に魅力的な環境が出来上がった。
(さらにお賃金までいただけるので、至れり尽くせりだ)
今日の学びブログ
副業に慣れてきた頃に始めたのがこのブログで毎日書いている「今日の学びブログ」だ。
これはぺちこん小田原2024でのそーだいさんの懇親会LTに端を発している。
このトークのおかげで副業だけでなく、改めて本業の中からも今まで以上に学びを獲得しようという考えに至ることができた。
その結果始めたのが「今日の学びブログ」なわけだが、これによって本業・副業からこれまで以上に学びを得ようとする意識を獲得することができた。
それだけでなく、ブログ形式をとることでほどよく「誰かに見られている」プレッシャーもあり、心地よい緊張感のなかでインプットを継続できるようになった。
オフラインLT
副業・今日の学びブログという環境ができた後に積極的に始めたのがオフラインLT登壇だ。
技術書典の日から積極的に始めようと決意し、6,7月は週に一つは関西のどこかのLT会にオフラインで登壇している。
これを始めた理由は、
- 非公式1on1にて「TypeScript」を極めようという意識が芽生えた
- そのために学習するだけでなくコミュニティも作ればいいと思い始めた
- コミュニティを作ろうという発想は、関西のエンジニアコミュニティを活発にしていく一助になり、結果盛り上がってほしいという思いもある
- TypeScriptの学習とコミュニティの告知をするためにはたくさんLTをこなしていくのが目的に適っている
ということで始めた。また自分のためだけでなく、地方コミュニティは常に発表者に飢えているので、そこにも貢献できればいいなという思いもあった。
ちなみに自分がやっているTypeScriptコミュニティはこれ。もしよければ「メンバーになる」ボタンだけでも押してほしい。
そのためにオフラインLTで発表するためのネタが必要になるわけだが、そこは今日の学びブログで気になったことをネタにするようにしている。
こうして学習サイクルがぶん回る状況ができた。
学習サイクルが"ぶん回る"とは
これまで自分のアウトプット方法は主に「技術記事を出す」だった。たまにあるカンファレンスもアウトプット先だったが、これはCfP通らなければアウトプットできないので、不安定だった。
しかし先着順で発表者が決まるオフラインLTに週単位のスパンで参加するようになり、これがアウトプットの手段に加わった。
これにより、
- まず本業と副業で、今日の学びブログのためにもネタを捻り出す
- 今日の学びで気になったことなどを技術記事・LTネタにする
- ネタの調査を進める
- LTするしないは置いておいて、どちらにせよLT資料の下書きにできるため技術記事を作成する
- 技術記事をもとにLT資料を作る
というループが完成した。
これまではインプットが不安定だったことに伴いアウトプットも不安定だったが、インプットの絶対量が増えたためその心配がなくなりつつある。
一方でこれまで技術記事という締切がない形でのアウトプットだったため、やはりアウトプット頻度が不安定となり、インプットのモチベーションも上がらなかったりした。
けどオフラインLTという締切があるものに定期的に参加することで、アウトプットが締切駆動になった。これにより必然的にインプットをせざるを得ない。
このようにインプットとアウトプットのモチベーションが双方向に循環し始めた。これが「学習サイクルがぶん回っている」の正体だと思う。
おわりに
今年の上半期で新たな勉強法のスタイルが確立できたと思う。
来年の目標も見えてきたりしているし、どんどん自分の中でのやりたいことサイクルが回っているのを感じる。
この調子でいくと、30歳までにいろんなことを経験できそうでとても楽しみになってきた。
あと半年、引き続き頑張っていきたい。